今回のバージョンアップの最も大きな変更点は、HTML文書の作成機能(HTMLエディター)を搭載したことです。これまで、desknet's内で利用する文書（作成・展開する文書）は、テキスト形式のみ（添付ファイルの展開は端末環境に依存）でしたが、これにより、各種社内文書をHTML形式文書として作成し、ダイレクトに利用することができるようになりました。
　desknet'sでは、このHTMLエディット機能を独立した１機能として提供するのではなく、内部機能として、これまで利用されてきた各アプリケーション機能（「ワークフロー」「回覧板」・・・）の中でもHTML形式文書を作成し利用できるようにしています。
　このHTMLエディット機能を活かした、新しいアプリケーション機能として『アンケート』を新規に提供し、また、従来より搭載していた「ワークフロー」「回覧板」「レポート提出」「インフォメーション」「ウェブメール」の５機能においてもHTML形式の申請書、報告書などを作成・利用することができます。

＜バージョンアップの概要＞
　(1)HTMLエディット機能（内部機能）の搭載
　(2)新機能「アンケート」の提供
　　　（(1)の機能を活用したアプリケーションとして提供）
　(3)従来機能の５機能においてHTML文書の作成等が可能
　　　（(1)の機能を活用したアプリケーションの強化）
　(4)従来機能の改善

■HTMLエディット機能（内部機能）の概要
　　申請書・報告書などの文書をHTML形式フォーマットの文書として、簡単に作成することが可能です。
　　1.文字フォントの「色」「サイズ」「形式」「位置」を自由に設定できます。
　　2.「日付」「数値」などの項目の作成、設定が簡単にできます。
　　3.「ラジオボタン」「チェックボタン」「リストボックス」などのフィールドの作成、設定が簡単にできます。
　　4.入力や回答を必須とするフィールドの設定が可能です。（必須項目設定）
　　5.四則演算の自動計算を行うフィールドの設定が可能です。

●『アンケート』機能（新機能）の概要
　社内において、ある用件に対する意見や回答を求める際には、グループウェアの「回覧板」や「電子会議室」機能などを利用していましたが、起案文書がテキストベースであること、また、機能の自由度に比例して回答の自由度も高いために的確な意見や回答を得ることが困難な場合がありました。
　「アンケート」機能では、前述のHTMLエディット機能(内部機能)によって、HTML形式のアンケート文書を作成し、その文書上に意見や回答を求める形態（ラジオボタンやチェックボックスへの選択や入力必須項目設定など）ですので、起案者の要求に沿った意見や回答を得ることができます。
　また、アンサーシートの作成が可能ですので、回答結果を一覧表示することもできます。（結果はCSV形式ファイルにエクスポートすることも可能です。）

●従来の５機能におけるHTMLエディット機能の活用
　下記５機能において、HTML形式の文書（申請書、報告書など）を作成、利用が可能となりました。
　「ウェブメール」「ワークフロー」「回覧板」「インフォメーション」「レポート提出」

■提供方法
　『desknet's V4(Version4)』として、公式サイトよりダウンロード提供
　　 http://www.desknets.com/standard/download/index.html

■ライセンス価格
　５ユーザーライセンス¥39,800～　無制限ユーザーライセンス¥998,000　

　※前バージョン「desknet's Version3.X」からのアップデートは無償
　※旧バージョンからのアップデートは、保守契約締結者には無償提供